たとえばメンがヘラっても

だらだら書きます、よろしくね。

出会える世界線選べたらよかった

タイトルは、official髭男dismの「pretender」から。髭男の人たち、育ちが良さそうな品のいい感じが好き。全員上手に餃子包めなさそうで可愛いですね。

 

さて、2020年2月28日金曜日、昨日は、外来でした。

 

採血して、精神科行って、呼吸機能検査して、骨髄穿刺をし、ベナンバックス吸入を終え、移植後半年のフォローアップ外来に行き、血液内科の診察でした。

 

 

 

 

再発していました。

 

 

 

 

再再再発です。

 

 

 

 

 

前回の採血がちょっと微妙な感じだったので、なんとなく覚悟はできていたけど、担当医が採決の結果を出して、白血球と血小板、LDHあたりに赤ペンで丸をつけたところで察してしまった。

 

 

白血球数は1万1000。

血小板も低くて、LDHは1800を超えていた。

 

 

 

担当医も私も「再発」という言葉は出さなかった。

 

 

私が「あ〜、これは、はぁ、、あ〜、そうですね」と言ったら担当医も「そう、ですね」と言った。

 

 

私「前回の採血も まあ、ちょっとそんな感じしましたもんね」

医「そうですね、ちょっと、ね」

私「あ〜、そっかぁ、これはもう、そうですよね」

医「そうですね、、そうです、ね」

 

 

「再発」とは言われなかったけど、確実に「それ」は、そうなんです。

 

 

 

初めて、診察室で泣いた。

 

 

 

初発の時、精神科で主治医に「採血結果がおかしい、白血病かもしれないから直ぐがんセンターに連絡を取るね」と言われた時も泣かなかったのに。

がんセンターで骨髄穿刺されて、結果を聞かされて「精神疾患ある人はウチでは診られないから、3,4ヶ月くらいだけど好きなことして死を待ってください」みたいなこと言われた時も泣かなかったのに。

抗がん剤治療で髪の毛抜けても泣かなかったのに。

再発した時も泣かなかったのに。

移植を断られた時も泣かなかったのに。

再再発の時も、移植の時も、家で倒れても、泣かなかったのに。

 

初めて泣いてしまった、なんか、よくわからないけれど、泣いてしまった。

 

 

あー。

 

 

担当医は、3月でいなくなってしまうからバレンタインにあげたクッキーのレシピ渡そう〜とか思っていたけれど、渡せなかった。クッキーのkの字も出なかったし。笑

 

 

 

 

抗がん剤やっても 新薬のベスポンサとビーリンサイトやっても、末梢血幹細胞移植をしても、再発かぁ。

フィラデルフィアは陰性なのになぁ。

はー、再発か。

 

 

でもまぁ今でよかったのかな。

恋人も職もないから、悲しむ人はそんなにいないと思うし、将来の約束をしてくれた人も居ないから、大丈夫だよ。

 

 

 

大丈夫だよ、大丈夫。

大丈夫。

 

 

 

 

おわり